巨匠ケニーバレルが1960年代終わりにヴァーブに残した名盤”Asphalt Canyon Suite”
ずっと存在は知っていてYou Tubeなどで数曲試聴も出来て、絶対にすごいアルバムだと確信してはいたものの…なかなか手に入れることが出来ないでいた作品の一つ。満を持して入手♪2000年代初頭の一時期CDでも発売していたのですが、当時はほかの作品を集めるのに必死でこちらの方面に気が向かなかったのです。そんなこんなしているうちにあっという間に廃盤…。AmazonでたまにCDの中古(紙ジャケ)見かけますが、すごい値段になってしまっていて諦めていたのですが…。先日の町田ニカズでレコード談義をしていたとき、この作品のことを話したらドラムの高橋徹さんにヤフオクに何枚か出展されていることを調べてくださって、お手頃な価格のものを発見!早速入札、即購入。今聴きながら日記を書いているわけです♪♪
A面はSuite(組曲)と銘打っている通り全編統一されたダークでハードボイルド”夜の都会”的なムードです。カッコいい!B面は少し明るくなってファンキーでブルーズィー。どちらにせよバレル氏の魅力が余すところ無く堪能出来る一枚です。CDではなくLPで買って良かったなと思います。家で使っているオーディオ機器はただの安価のターテーブルとミニコンポに毛が生えた程度のものですが、それでもCDとは臨場感が違います。
CDでは持っているけどLPで聴いてみたいバレル氏の作品がまだまだありますが、ハマりすぎると切りがないので程々にしようと思っています…